つよし会の歴史

社会福祉法人つよし会は、川越光明、喜美子夫妻により創設されました。喜美子さんの母、川越美代子さんに1男4女の子供に恵まれました。しかし大事な長男の剛(つよし)さんが、幼い時にかかった病によって脳に障害を持ってしまいました。

母親の美代子さんは、長男の剛さんの幸福を祈りながら、世の中に同じ障害を持った子供が、ちゃんとした施設で指導を受ければ、何とか回復するのではと考えたそうです。

また、次女の喜美子さん(のちに理事長)は、「この子は、何のために生まれてきたのか・・・?」と知人から弟剛さんの運命を憐れむようにつぶやかれた言葉が心にこたえました。

しかし次の瞬間「だったら、生まれてきた甲斐があるようにしてあげよう!」。と施設建設を決意されました。

母の美代子さんと夫の光明さんも深い理解を示され、早速準備に入り、建設資金は全て私財を投じ、昭和40年9月に「つよし会」の設立認可を受け、同年の10月1日に県内では初の民間施設「知的障害児入所施設つよし学園」を開所しました。

つよし会の沿革

昭和40年 9月22日 社会福祉法人つよし会設立認可
10月1日 つよし学園開園(定員60名)
昭和43年 4月1日 園児定員10名増員(定員70名)高等部(青年部)新設
昭和54年 4月1日 更生施設「つよし寮」開所(定員30名)
昭和58年 4月1日 つよし寮定員2名増員(定員32名)
昭和60年 4月1日 通所授産施設「つよし共働センター」開所(定員20名)
つよし学園定員10名減員(60名)
平成元年 4月1日 つよし共働センター定員10名増員(定員30名)
平成7年 2月27日 つよし学園大規模改修(成人部創設事業)完工
4月1日 つよし学園を「つよし学園児童部」(定員30)と改称、併せて「つよし学園成人部」(定員30名)を設立、県内初の児・者併設施設になる
平成13年 10月1日 グループホーム開設「ホーム浜風」と命名
障害児(者)地域療育等支援事業(相談支援事業)開設「サポートセンターなみ」と命名
平成14年 2月1日 つよし共働センター定員5名増員(定員35名)
平成15年 4月1日 つよし共働センター、就労支援事業開始
平成18年 10月1日 障害者自立支援法による指定を受ける
・指定共同生活援助事業・指定共同生活介護事業・指定短期入所事業・指定相談支援事業
市町村より事業指定を受ける
・日中一時支援事業
平成19年 4月1日 障害者自立支援法による指定を受ける
・障害児通所支援事業
児童デイサービス開設「風の子」と命名
平成21年 3月24日 市町村より事業指定を受ける
・日中一時支援事業(つよし学園成人部)
平成24年 1月16日 つよし寮多目的ホール竣工
2月20日 つよし学園成人部窯業棟、つよし共働センター多目的棟竣工
3月1日 障害者自立支援法による指定を受ける
・施設入所支援事業・生活介護事業・就労継続支援B型事業
7月1日 市町村より指定を受ける
・計画相談支援事業・障害児相談支援事業
平成25年 4月1日 障害者総合支援法による指定を受ける
・多機能型(生活介護事業、就労継続支援B型事業、就労移行支援事業)
・児童発達支援事業・一般相談支援事業
平成26年 4月1日 ・ホーム浜風2号館オープン(共同生活援助)
平成27年 4月1日 障害者総合支援法による指定を受ける
・障害児通所支援事業
放課後等デイサービス開設「タートルズ」と命名
・ホーム浜風1号館リニューアル(共同生活援助)
平成28年 4月1日 ・ホーム浜風3号館オープン(共同生活援助)
平成30年 3月31日 ・つよし共働センター就労移行支援事業廃止
4月1日 ・ホーム浜風「つよしの家」オープン(共同生活援助)
9月15日 ・つよし寮本館改修工事開始
平成31年 3月5日 ・つよし寮本館改修工事完了
4月1日 ・障害者総合支援法による指定を受ける
・生活介護事業 喜(よろこび)開所(定員20名)
令和2年 4月1日 障害者総合支援法による定員変更及び指定を受ける
保育所等訪問支援事業
多機能型事業所 風の子定員10名減員 (定員10名)
令和4年 3月31日 福祉型障害児入所施設 つよし学園児童部閉設
多機能型事業所 風の子閉設

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